「ゴブリンスレイヤー 3巻」感想。天高く小鬼殺す秋。穏やかに変わる世界でゴブリンを殺す話。

読みました3巻。今回ちょっと忙しかったので3巻はkindle版です。

2巻は遠征しましたが今回はいつもの街でお祭り騒ぎ。
腰を落ち着けた話というか、探索より交流がメインですね。
もちろんゴブリンスレイヤーがゴブリンを殺す話。平常運行変わらず安心。

以下、ネタバレを含むので続きから。

試読の時点のカラーページでわかってたことですが…
収穫祭だろうとあの格好の主人公は本当ブレねえな…

まず今巻、一番取り上げたいのは牛飼娘でしょう。
表紙もそうだしカラーでのおめかし姿のわかりやすいポイントもそうですし、冒頭の待ってる描写から彼を連れ出すところ、待ち合わせから一緒にいる街中から。デート中の彼と彼女のやりとりとかもうね…。もうね…。ヒロインレースという単語はこの作品に使いたくないですが間違いなく今回すごい掘り下げられましたね…。いいぞもっとやれ。
決して冒険に同行したり、冒険者としての彼に支援をするわけでない彼女の攻めてるとこが前半、後半はいつものように待ってる描写になりますがここの彼との受け答えもまたいい。

前巻からの要素として剣の乙女の描写が間章で入ったり、金糸雀もちゃんといます。
でもこういうトコよりもゴブリンスレイヤーが「あいすくりん」の製法をおじさんに伝えてるとこの方がグッと来ちゃうのはなぜでしょうか。おじさんとの会話は複雑な感情があるので割と他のどのキャラとも異質な感じがしますが、こういった交流が裏であったのを描かれる塩梅が好き。

 

他のキャラクターに関しても今回結構めまぐるしく描かれててお祭り感に一役買ってます。
メインどころでいけばいつものエルフ・ドワーフ・リザードマン3人組は今回呑んだくれてますが、また細かい描写で蜥蜴さんが可愛い。チーズ好きとかずるい属性ですよね。エルフは彼を冒険に狩り出せる立ち位置なので、女神官・受付娘含めて各々変なのに対応してる面が違うので住み分けできてる感じがまたいい。
他にもビキニアーマーに悩む女騎士とのやりとりがあったり、工房の老爺との装備話があったり、別パーティの少年少女冒険者との交流があったり。1巻最初の頃の扱いじゃ多分考えられない遣り取りが多く、世界が広がってて巻を重ねてるんだなーと実感。

 

今回敵がまた格好いいんですよ。オー何とかさんの時もそうでしたがいいキャラ描かれるなあと。
でもまあゴブリン以外は覚える気ない感じなので扱い雑になるのはお約束。
呼び出そうとしてたヘカトンケイルはアリアンロッド的なあれかな?

勇者様もまたブレねえなあ。
今回特にPCである勇者の裏面としてNPCであるゴブスレが効果的に描かれてました。
この人にかかるとどんな敵でもソードマスターヤマトばりの勢いでぶっ飛ぶな…

つらつら書いてみましたがやっぱこれ主人公が攻略対象ですよね…。
頑なさと別の面をどう引き出すかっていう。

次回4巻はおそらく短編集、ドラマCDがつくとのことで次回も楽しみです。


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